NPO法人の財源としては、主に会費寄附金補助金・助成金事業収入があります。

会費は、会員から入会金や年会費をもらう場合です。個人と法人で年会費に差を設けている場合も可能です。

寄附金は、個人や企業等から、見返りを期待せずに出される金銭や物資です。認定NPO法人になると、寄付した人が確定申告する際に所得控除できるというメリットがあります。

補助金や助成金は、国や地方自治体、財団などがNPO法人の活動を支援するために出されるものです。

事業収入は、物を販売した対価や、サービスの提供で得た対価、労力を提供して得た対価などになります。

非営利法人であるから、収益活動を行なってはならない、ということはありません。非営利活動とは「利益を目的としない」ことであって、「利益を取らない」ことではありません。

NPO法人は、本体にあたる特定非営利活動のほかに「その他の事業」として収益事業を行い、そこで得た収益を特定非営利活動のために充てることもできます。